
Tsuno Miraigaku
都農中学校のキャリア教育
1万人の小さなまち、都農町(つのちょう)。
2045年には人口6000人をきり、2040年には老年人口>生産労働人口になると言われています。

高齢化率は40%近い

農の都を支える農業は
後継者不足

唯一の高校は廃校が決定
しかし、これらの課題は都農町だけではなく、地方の課題であり日本が抱える課題、強いては世界が抱える課題です。
そして、彼らが地元に愛着を持ち、自分たちの町を活気づけたいと思うことが都農町の未来を救っていきます。
課題先進町である都農町が課題解決の実例をつくれば、
日本のみならず、世界の先駆けとして
貢献できると考えています。

そこで、私たちは都農町の子どもたちと、世界中が抱える問題に向き合い
解決に向けてアクションを仕掛けていきます。
私たちのキャリア教育は、これから「まちづくり教育」と定義します。

課題先進町である都農町が課題解決の実例をつくれば、
日本のみならず、世界の先駆けとして
貢献できると考えています。

そこで、私たちは都農町の子どもたちと、世界中が抱える問題に向き合い
解決に向けてアクションを仕掛けていきます。
私たちのキャリア教育は、これから「まちづくり教育」と定義します。

Vision実現したい社会
これから日本の未来をつくるのは紛れもなく「子どもたち」です。
私たちは、子どもたち主導型の「まちづくり教育」が日本中で実施される社会を目指します。
また特に地方の子どもたちには「どうせ田舎では……」と自己肯定感の低い学生も少なくなりません。
課題先進町である都農町の課題を、学生自ら解決することで地方のポテンシャルや、
自分の可能性に気づくことを目指します。
Mission私たちの使命
「 起 動 人材を育てる 」
全ての子どもたちに予測不可能な未来を生き抜くために
起動力を身につけることが必要。

「自分で考え対話する」
- 地域課題当事者3名を招いて具体的に課題を聞く
- 解決のために必要な視点を質問を通して収集する

「自分で動きを起こす」
- アイディアを100個出しあう
- どうやればできそうか話し合う

「まちに動きを起こす」
- どんなに小さなことでも良いので実際やってみる
- やったことを町内に発信、一人でも共感者を得る
What we do私たちの授業内容
年間の流れ(15時間)
- 年間プログラムの共有【1時間目】
- 都農ページとSlackの使い方【2時間目】
- 当事者と直接、対話する【3~5時間目】
- アイディアを100個出し合う【6~8時間目】
- まず、やってみる【9~12時間目】
- 発信して共感者を増やす【13~14時間目】
- 最終プレゼン【15時間目】

総合学習15時間をつかって、中学1年生〜中学3年生の各テーマに沿って、課題当事者に登壇してもらいます。
学生みんなで課題解決アイデアを出し、町に発信。
町民を巻き込み町の課題を解決していきます。
学年ごとの年間テーマ
1年生
これからの農業
2年生
気候変動対策
3年生
サーキュラー
エコノミーで起業
現在、中学生たちと「都農町の気候変動対策」に関するアイデアを100個考え、
教育に終わらせず、町全体のアクションプラン、
そしてゼロカーボン戦略へとつなげていくことを予定しています。
1年生テーマ
「これからの農業」
「農の都」と呼ばれるほど農業が盛んなまち、都農町。
しかし、近年は農業従事者の高齢化が進み
後継者問題が浮き彫りになってきました。

またECサイトの普及により、販売格差が広がり
農作物の販路を拡大する必要性が増すなど
問題が多い農業の課題を考え、アクションを起こします。

「農の都」と呼ばれるほど農業が盛んなまち、都農町。
しかし、近年は農業従事者の高齢化が進み
後継者問題が浮き彫りになってきました。

またECサイトの普及により、販売格差が広がり
農作物の販路を拡大する必要性が増すなど
問題が多い農業の課題を考え、アクションを起こします。

2年生テーマ
「気候変動対策」
太陽光パネルや木質バイオマスなどの再生可能エネルギーを先進的に取り入れ、
エネルギー自給率が全国トップクラスの都農町。

2050年までに脱炭素化が国会で宣言され、今後環境に良いまちづくりが問われるなかで、
二酸化炭素を減らすアクションを3つのチーム(サーキュラー・プラスチック・グリーン)に分かれて仕掛けていきます。

太陽光パネルや木質バイオマスなどの再生可能エネルギーを先進的に取り入れ、
エネルギー自給率が全国トップクラスの都農町。

2050年までに脱炭素化が国会で宣言され、今後環境に良いまちづくりが問われるなかで、
二酸化炭素を減らすアクションを3つのチーム(サーキュラー・プラスチック・グリーン)に分かれて仕掛けていきます。

3年生テーマ
「サーキュラーエコノミーで起業」
サーキュラー・エコノミーは、デジタルの進化を追い風に、
企業に優位性を築く大きなチャンスをもたらすと言われています。
「無駄」を「富」に変え、持続可能な経済を実現することによって
2030年を目処に4.5兆ドルの利益が生み出されることが明らかになっています。
循環型ビジネスを、実際都農町で起業をしてきた3名の当事者と共に、
起業家マインドを吸収しながら、実際ビジネスを考えていきます。

循環型ビジネスを、実際都農町で起業をしてきた3名の当事者と共に、
起業家マインドを吸収しながら、実際ビジネスを考えていきます。

Core Competence私たちの強み
都農町はデジタルフレンドリー宣言に伴い、都農中学校でも積極的にデジタル化を進めています。

- タブレット・都農町公式ホームページを活用した授業

- 都農町公式YouTube「つのTV」の番組制作

- オンラインチャットツール「Slack」を導入
① タブレット・都農町公式ホームページを活用した授業
都農町で4月から、中学生全員に
配布されたタブレットを活用しています。
都農町の公式ホームページ「都農ページ」の
アンケート機能「アイデア直行便」で
中学生が都農町民に自分たちのアイデアを発信したり、
質問することを予定しています。

都農町で4月から、中学生全員に
配布されたタブレットを活用しています。
都農町の公式ホームページ「都農ページ」の
アンケート機能「アイデア直行便」で
中学生が都農町民に自分たちのアイデアを発信したり、
質問することを予定しています。

② 都農町公式YouTube「つのTV」の番組制作
また、都農町公式YouTube「つのTV」の番組制作も
ひとつのアクションとして、
希望する中学生は番組の企画・制作に関わっていきます。
「都農ページ」「つのTV」は、イツノマが
都農町より運用・更新業務を受託しているため、
中学生と一緒に内容を企画し、
町に提案することが円滑に実施できます。

また、都農町公式YouTube「つのTV」の番組制作も
ひとつのアクションとして、
希望する中学生は番組の企画・制作に関わっていきます。
「都農ページ」「つのTV」は、イツノマが
都農町より運用・更新業務を受託しているため、
中学生と一緒に内容を企画し、
町に提案することが円滑に実施できます。

③ オンラインチャットツール「Slack」を導入
イツノマと中学生で、日常的な情報提供や共有のために、
オンラインチャットツール「Slack」を導入します。
授業の補足説明や、キャリア相談といった学生とのコミュニケーションも
オフライン、オンライン両面で実現していきます。

イツノマと中学生で、日常的な情報提供や共有のために、
オンラインチャットツール「Slack」を導入します。
授業の補足説明や、キャリア相談といった学生とのコミュニケーションも
オフライン、オンライン両面で実現していきます。

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\ 都農町の公式YouTube /